ドローンを使ったインフラ検査|費用相場・メリット・課題点などを解説

近年、高速道路・ダム・トンネル・電塔などの大規模なインフラ設備を、ドローンで検査する検査手法が流行ってきています。

日本の大規模なインフラ設備の多くは、高度経済成長期に建設されたもので、老朽化が著しく進んでおり、検査・点検の必要性に迫られています。

この記事では、ドローンでのインフラ検査とは何かを中心に、メリット・現状の課題点などを解説します。

読み終えれば、あなたもドローンでのインフラ検査をどこの業者にお願いすれば良いのか理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。

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目次

ドローンでのインフラ検査とは

インフラ検査は、作業員が目視・触診・打音点検を実施して、点検作業を行うのが現在も一般的です。

ただインフラ設備の場合、作業を行う設備の面積が膨大であり、高所での作業も必要であることから検査費用がかさんでしまうケースがほとんど。

そこで危険性・費用感という課題を解決するために注目されているのがドローンによるインフラ検査です。

ドローンを飛行させて撮影する検査は、作業員のリスクを防ぎ、人員コストも削減できるため、メリットが非常に多く期待されています。

ドローンでのインフラ検査を行うメリット3つ

ドローンでのインフラ検査を行うメリットは主に3つです。

  • 人が立ち入れない場所も検査できる
  • 点検費用が大幅に削減できる
  • 点検精度の向上が期待できる

人が立ち入れない場所も検査できる

インフラ設備の多くは、作業員が立ち入れないような高所・急傾斜な場所が存在します。

例えば、ダムの外壁面などは、人が近づくことに大きな危険が伴うため、従来は遠方からの双眼鏡を使用した点検にとどまっていました。

しかしドローンを飛行させれば、近接して撮影点検が可能なので、人が近づかなくても検査を行えます。

その他、危険を侵さないと点検できないような箇所でも、ドローンなら検査を行うことは可能なのです。

点検費用が大幅に削減できる

ドローンでのインフラ検査の場合、多数の作業員を派遣する必要等ないので、点検費用が大幅に削減できます。

従来の方法でかかっていた高額な作業費も、大幅に点検費用を削減できるので、費用感の面で非常にメリットが大きいという特徴があります。

点検精度の向上が期待できる

ドローンでの点検は、人が入り込めないような箇所も近接して撮影できるので、精度の向上が見込めるのも大きなメリットです。

また業者によっては、画像解析技術などを駆使して、人の目では判別しにくいモノを詳細に解析してくれるところも。

大きく精度が向上することで、よりインフラ設備の安全性を保てるというメリットがあるのです。

ドローンでのインフラ点検の実施箇所例

ドローンでのインフラ点検を行う場合、具体的にどのような箇所を点検することになるのか事例をいくつか挙げました。

  • 架橋
  • 電柱・鉄塔
  • ダム
  • 路線
  • 発電所

架橋

架橋は基本的に高所での作業が必要となり、危険が伴います。

また作業員が立ち入れないような箇所(橋の裏側など)もドローンなら撮影できるというのが大きなメリットです。

電柱・鉄塔

電柱・鉄塔なども、作業員が入るにはかなり危険が伴うインフラ設備のひとつ。

樹木接触・保守点検などもドローンで行うことができるので、おすすめなのです。

ダム

傾斜地が多く、人が立ち入りにくいダムもドローン検査が最適です。

路線

人々の移動を支えている路線の状況を把握することは、非常に重要な業務のひとつです。

高所・人が立ち入れないような場所ではないものの、ドローン飛行による撮影で、作業にかかるコストを大幅に削減しています。

発電所

発電所(特に風力)の検査・点検でも、ドローンは積極的に利用されています。

施設外壁の損傷具合や、落雷による被害の確認なども行えるのが利点でしょう。

ドローンでのインフラ検査の課題点

ドローンでのインフラ検査を行う際の課題としては、ドローン自体の機能性による課題が、まだまだ多数存在します。

例えば、ドローンのフライト時間は機器にもよりますが、長くても30分程度が限界とされており、長時間の飛行には向いていません。

また風雨にも弱く、天候によって落下のリスクも大きいため、天候条件がきちんと整った時にしかフライトできないというデメリットも。

ただ機能的な課題に関しては、日進月歩で進化を遂げており、今後数年間で大きく改善されていく見込みです。

現状、課題はありますが、解決に向かっていくため、今後の機能改善に注目しましょう。

ドローンでのインフラ検査にかかる費用

費用
インフラ点検・検査(ドローン)要見積もり

今回ドローンでのインフラ検査にかかる費用相場を調査したところ、残念ながら明確な金額感を公開している企業は存在しませんでした。

理由としては、インフラ設備自体、規模が非常に大きく、調査面積もまちまちであるため、一概にいくらと提示できないというのが大きいでしょう。

ただ弊社でもドローンによるインフラ点検・検査は実施しており、関東圏内であればお見積りをさせて頂くことも可能です。

もしドローンでのインフラ点検・検査に興味があるなら、ぜひ一度ご気軽に弊社までお問い合わせください。

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ドローンでのインフラ検査ならトネクションまで!

インフラ検査・点検におけるドローンの活用は、今後必ず主要な点検技術になっていくことが予想されます。

まだまだ技術的な課題はクリアできていない部分もありますが、インフラ検査とドローンの相性がばっちりであることは間違いありません。

記事を読んで、ドローンのインフラ検査に興味を持った方は、ぜひ以下お見積りフォームからご気軽にご相談ください。

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この記事の担当スタッフ

建築・消防ラボのお問い合わせ受付/見積もり作成などを担当。消防工事・消防点検・建物工事・建物点検に関する幅広い見積もり依頼を受け付けております。業歴60年のなかで様々な点検/施工実績がございます。社内にいる各種スペシャリストと連携してサービスを運営しております。

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