工事保険おすすめ5社を比較!失敗しない選び方を徹底解説
工事保険はどのような場合に補償されるのだろう?どの保険会社に加入したら良いか迷う……
万が一の時に備えて、保険の加入を考えている方も多いでしょう。
しかし、保険会社や種類がたくさんあるため、分からないと困っている方もいるのではないでしょうか。
今回は、工事保険に関する悩みや不安をカバーできる保険会社を5社紹介しています。
この記事を読んだあなたは、条件やニーズに合った工事保険を見つけられるでしょう。
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工事業者に必要な補償をカバーする「工事保険」がある保険会社とそのプランを、厳選して5社紹介します。
保険会社 | 特徴 |
損保ジャパン | ・1契約でさまざまなリスクを包括補償 ・保険料のシミュレーションが業種と売上高で簡単に表示される |
東京海上日動 | ・複数の補償に加入すると保険料の割引が適用される ・オプションが充実している |
三井住友海上 | ・専門家に相談できるなどの3つの付帯サービスが付いている ・企業向けではなく、個人事業主向けのプランも充実 |
AIG損保 | ・複数のプランを組み合わせて構成されているため、リスクを補償できる |
日新火災 | ・工事内容の変更通知は扶養のため、保険契約の管理が簡単 |
損保ジャパン
損保ジャパンは、建設工事保険・土木工事保険・組立保険などの工事現場で発生した工事対象物の損害を補償するプランがいくつか存在します。
工事現場以外で発生した、人や工事対象物以外に損害があった場合に補償されるプランもあります。
おすすめは、事業活動総合保険「ビジネスマスター・プラン」です。
1契約で、会社が抱えるリスクに合わせて下記の6ユニットから必要な補償のみを選択できます。
- 物損害ユニット:会社所有の設備・什器・商品・製品に損害が生じた場合
- 工事物ユニット:施工する工事の目的物などに損害が生じた場合
- 商取引ユニット:国内における商品の取引先が販売代金などの債務を履行しない場合
- 休業ユニット:営業が休止または阻害されたときに生じた損失がある場合
- 賠償ユニット:法律上の損害賠償責任を負担された場合
- 傷害ユニット:補償対象物がケガや病気を負った場合
また、役員や自由業員の入院費や治療費を幅広く補償するメディカル・マスターとセットで加入すると、より安心できるでしょう。
業種と売上高が分かれば、ネット上で簡単にご自身でも保険料をシミュレーションできるため、保険会社に相談する前にだいたいの保険料を把握することが可能です。
東京海上日動
さまざまな保険を組み合わせて保険に加入すると、補償内容が漏れていたり、被ることが考えられます。
しかし東京海上日動では、1つの保険で必要な補償をまとめて契約することができます。
おすすめは、超ビジネス保険(事業活動包括保険)です。
- 財産に関する補償:所有する財産に生じるリスクを補償
- 工事に関する補償:工事現場に所在する財物に生じるリスクを補償
- 休業に関する補償:営業が休止または阻害されることによって生じるリスクを補償
- 賠償責任に関する補償:事業活動に伴う賠償責任に関するリスクを補償
- 労災事故に関する補償:事業活動に伴う労災事故に関するリスクを補償
希望する補償にあった保険を設計してもらうことが可能です。
また、複数のプランにセットで加入すると保険料が割引されるためお得でしょう。
三井住友海上
おすすめは、ビジネスプロテクター(賠償保険)、ビジネスJ ネクスト(労災上乗せ保険)です。
基本の賠償責任、財物損害、休業損害にプラスして、ニーズに合わせてオプションを追加できます。
また、特典として下記の3つの付帯サービスを受けられます。
・被災設備修復サービス:被災した設備を修復し、早期の事業復旧を支援するサービス
・気象情報アラートサービス:自然災害への事前対策に有効な情報を配信するサービス
・人事・労務相談デスク:弁護士・税理士・社会保険労務士への相談ができるサービス
特約として追加しなくても、専門家へ相談できるサービスがあることはお得で安心できるでしょう。
また総合的なプランではなく、工事業者が安心して工事を行うために「ビジネス工事ガード」というプランも存在します。
AIG損保
おすすめは、工事総合補償プランです。
3種類の保険から構成されているため、基本的な工事に必要な補償は確保できます。
- 業務災害総合保険(ハイパー任意労災):従業員・下請負人の労災事故を補償
- 事業賠償・費用総合保険:第三者への賠償事故を補償
- 建設資材補償プラン:建設資材などの事故を補償
日新火災
おすすめは、ビジサポ(統合賠償責任保険)です。
工事の財物のリスクをしっかりとサポートしてくれます。
保険の対象
- 工事の対象物
- 工事現場にある工事用の動産
- 輸送中の工事用の動産
作業ミスや災害で工事中の物に損害があった場合に補償されます。
各財物の明細の提出は不要のため、手間が省けることがおすすめです。
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工事をするにあたって、どのようなリスクに備える必要があるかみていきます。
1、工事中のモノの損害に備える保険
2、第三者に対する対人・対物の損害に備える保険
3、従業員のケガに備える保険
工事中のモノの損害に備える保険
工事保険は、工事中のモノに損害があった場合にカバーする保険です。
「建設工事保険」「組立保険」「土木工事保険」の3種類に分類されます。
建設工事保険 | ・建物建築(新築・増改築)工事 |
組立保険 | ・家電品の据付工事 ・建物内装・外装工事 ・通信設備・電子機器(家電品を除く)の据付工事 |
土木工事保険 | ・道路舗装工事 ・上下水道・地下構築物・基礎工事 ・鉄道・地下鉄・トンネル工事 |
実際の現場での仕事内容を踏まえて、保険選びをしましょう。
第三者に対する対人・対物の損害に備える保険
賠償責任保険は、第三者の人やモノに損害があった場合にカバーする保険です。
請負業者賠償責任保険 | 請負業者賠償責任は、工事中に第三者の人やモノにケガや被害を与えた場合に補償する保険 |
生産物賠償責任保険 (PL保険) | 工事後に第三者の人やモノにケガや被害を与えた場合に補償する保険 |
工事中に起こった出来事が対象となる請負業者賠償責任に対し、工事後の出来事を対象とするのが生産物賠償責任です。
従業員のケガに備える保険
従業員や、下請業者がケガをした場合に治療費や休業補償をカバーする保険です。
「使用者賠償責任保険」「政府労災保険」「労災上乗せ保険」などが存在します。
使用者賠償責任保険 | 従業員の身に万が一のことが起きた時、会社側に責任があるとして損害賠償を求められた場合の補償 |
政府労災保険 | 労働者に万が一の時があった場合、労災認定がされると政府から給付金をもらえる公的な保険制度(国の補償制度のため、一定の補償を受けることができる) |
労災上乗せ保険 | 政府労災で足りない分をカバーする保険(政府労災保険の上乗せのため、原則として政府労災保険に加入が必須) |
工事現場では、通常よりも多くの危険が潜んでいます。
万が一、人が死亡やケガをした場合に会社としてしっかりと責任を取れるように補償を考えましょう。
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最後に、工事保険を選ぶ際に気をつけておきたいポイントを解説します。
必要な補償を把握する
さまざまな保険を組み合わせて加入すると、補償内容が被っていたり、足りない場合が考えられます。
万が一の時に備えて保険に加入しているにも関わらず、保険の機能が発揮できないと意味がありません。
そのため、過去の事例なども踏まえてご自身の会社に必要である補償内容を把握することが大切です。
必要な補償を組み合わせて保険を作ることも可能なため、まずは自分たちに考えられるリスクをあげることからはじめましょう。
早めに保険会社に相談する
ネット上で保険料をシミュレーションできる保険会社もありますが、工事保険は一般的な保険と違い例えるならばオーダーメイド保険のようなものです。
工事の内容や規模などにより、補償内容や保険料が変わってくるため、自分で調べて解決することは不可能に近いでしょう。
そのため、早めに保険について知識のあるプロに相談して、アドバイスやプランを作ってもらうことをおすすめします。
窓口に行くだけではなく、気軽に利用できるネットからの相談がおすすめです。
まとめ
万が一のリスクを考えると、工事保険に加入した方が良いでしょう。
工事保険は、トラブルが起こった際の被害額が大きいことから、必要な補償内容がしっかりとある保険に加入しましょう。
気軽にインターネットで保険について相談できるため、一度相談してみてはいかがでしょうか。
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