消火ポンプ更新工事にかかる費用相場|仕組みや設置基準・交換の流れについても

屋内消火栓・スプリンクラーなどの設備を機能させるためには欠かせない「消火ポンプ」

消火ポンプは地下に配置されることが多く、長年そのままにしておくと、害虫や湿気のせいで上手く動かなくなってしまうことも多いです。

建物を管理されている方は、 消火ポンプを新しくした場合に、どのくらい費用がかかるのか見当がつかない方が大半のはず。

この記事では、消火ポンプの更新にはいくらかかるのか、設置基準や取り替える際の流れなどについて具体的に解説します。

読み終えれば、あなたも消火ポンプの工事にはだいたいいくらかかるのか把握できるようになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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目次

消化ポンプは消化設備に不可欠の装置

消火ポンプとは、主に屋内消火栓・スプリンクラーなどの消火設備に不可欠な装置で、貯水槽から水を送り込む役割を担っています。

屋内消火栓・スプリンクラーなどは火災が起こった時に、初期消火活動を助ける役割として、一定基準の建物に設置されているもの。

火災が起きた時には、必ず貯水槽の水が消火ポンプの圧力によって押し出され、各階で水が放射されるという仕組みになっています。

消火ポンプが万全な状態でないと、初期消火活動に大きく影響が出てしまう可能性があるため、きちんと状態を保っておく必要があるのです。

消火ポンプの設置基準

消火ポンプは基本的に屋内消火栓・屋外消火栓・スプリンクラーなど、消火ポンプの圧力が消火活動において必要となるものを対象としています。

それぞれ建物の規模感・消火設備の個数などによって、消火ポンプのサイズ感や性能は変わるので、詳しくは業者の方と相談して聞いてみるように心がけましょう。

消火ポンプを取り替える際の目安

消火ポンプの交換時期は、おおよそ15〜20年と定められています。

もともと外気に触れる機会が少なく、大規模かつ丈夫な機材であるため、それほど簡単に不具合が出る訳ではありません。

ただ消火活動においては、間違いなく重要な設備であるため、定期点検の際にきちんと見てもらう必要がありそうです。

消火ポンプの更新工事にかかる費用・相場

消火ポンプの更新工事
費用250万円~1,000万円

各社調査したところ、消火ポンプ自体を更新する場合、工事にかかる費用は250万円~1,000万円ほどの価格帯になるということが判明しました。

そもそも消火ポンプ自体の単価が200万円~600万円ほどであるため、こちらに工賃を加えると、より高い値段になってしまいます。

ちなみに弊社で消火ポンプの更新工事を行う場合も、200万円~800万円の範囲で行うことが多く、ポンプの種類によっても大きく値段は異なります。

弊社ではお見積り等も行っているため、消火ポンプの更新を検討されている方は、ぜひ弊社までご気軽にご相談ください。

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消火ポンプ取り付け工事の流れ

消火ポンプを取り付ける場合には、以下のような流れで工事を行います。

既存の消火ポンプを撤去

消火水槽に貯まっている水を抜いてから、既存の消火ポンプの撤去作業を行います。

消火ポンプは地下に設営されているため、部品を解体して、地上に運び上げる等の作業も更新工事の一貫です。

新しい消火ポンプの設置

既存の消火ポンプが運び終わったら、ポンプ室に新しい消火ポンプを配置します。

配管の設置を行ったら、消火ポンプが正常に作動するかテストを行って、作業完了です。

消火ポンプの更新工事は250~1,000万円が費用相場!

調査したところ、消火ポンプの更新工事にかかる費用は250~1,000万円と、かなり高額な工事費用が必要になるということが判明しました。

もちろん消火ポンプごと取り替えるのではなく、部品の解体、清掃などを行うだけなら、50~100万円ほどで収めることができます。

しかし全体を新しいモノと交換するとなると、消火ポンプ自体の単価が高くなってしまうため、高額な工事費用になってしまいかねません。

新しい消火ポンプの更新工事が本当に必要かどうか検討するためにも、まずは弊社までご気軽にご相談ください。

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この記事の担当スタッフ

建築・消防ラボのお問い合わせ受付/見積もり作成などを担当。消防工事・消防点検・建物工事・建物点検に関する幅広い見積もり依頼を受け付けております。業歴60年のなかで様々な点検/施工実績がございます。社内にいる各種スペシャリストと連携してサービスを運営しております。

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