防火扉レリーズの更新工事にかかる費用相場!仕組み・種類など徹底解説
火災が起きた際に防火扉を開放する際に欠かせない「防火扉レリーズ」。
レリーズがあることによって、通常時は扉を固定しておくことが出来て、いざという時には開放することが出来ているのです。
防災設備を稼働させるためには必要不可欠な部品ですが、長らく使っていないと、いざという時に動かなくなってしまうことも。
この記事では、防火扉レリーズについて仕組み・種類・更新工事にかかる費用などについて具体的に解説します。
読み終えれば、あなたも防火扉レリーズの仕組みや種類、更新工事にはいくらかかるのかなど理解できるので、ぜひ参考にしてみてください。
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防火扉レリーズ(別名:ラッチ)とは、平常時は防火戸を固定しておき、火災が起こった際に作動して防火戸を閉鎖する機器のことです。
呼び方は英語の「release(自由にする)」から来ており、留め具を「開放する」器具であることが由来であるとの説も。
レリーズを開閉させる動力源としては、電気か温度ヒューズが用いられており、ほとんどの場合、電気的に作動するものを指すことが多いです。
防火設備においては非常に重要なレリーズですが、具体的にどのように防火設備として機能するのでしょうか。
防火扉が閉まる仕組み
防火扉は以下のような流れで閉まります。
- 連動用の火災感知器が作動
- 連動制御盤に火災信号入力
- 各種防火設備へ作動信号を出力
- 防火設備『防火戸・シャッター・ダンパー』が作動
まず火災感知器が作動し、連動制御盤、防火設備と信号が送られます。
防火扉レリーズが作動するのは、最後に防火設備に信号が送られた時。
信号が送られた際に、防火扉レリーズが反応し「カチッ」という音がして、防火扉が閉まる仕組みになっているのです。
この時にレリーズへの配線が壊れていたり、長年交換していなかったために壊れていたりすると、上手く防火扉が閉まらなくなってしまいます。
防火扉レリーズは主に3種類
防火扉レリーズは大きく分けて、主に3種類です。
- 上枠内蔵式
- 床止め式
- ラッチ式
それぞれ扉への設置方法が異なるので、防火区画に合ったモノを選ぶと良いでしょう。
上枠内蔵式
防火扉の上端に内蔵する形式の防火扉レリーズで、中に内蔵するタイプなので、スペースを取らないのが特徴的です。
床止め式
床止め式は、その名の通り、床部に取り付けるタイプの防火扉レリーズです。
こちらも内蔵式であるため、露出がなく外観がスッキリ収まるタイプ。
床止め式とありますが、あくまでも扉部のサイドに取り付けるので、床面が傷まないというのもメリットです。
ラッチ式
最も一般的なのが、防火扉の壁に埋め込む形式のラッチ式です。
仕組みがシンプルかつ堅牢であり、任意に調節できるというのも大型防火扉にも対応できるのが大きな魅力でしょう。
防火扉レリーズの更新工事にかかる費用相場
防火扉レリーズ(ラッチ) 更新 | 埋込式レリーズ | ¥72,000 |
今回、防火扉レリーズの更新工事の費用相場を調査したところ、商品価格は存在しましたが、見積もり価格などを公開している企業はありませんでした。
弊社では、防火扉レリーズ(ラッチ式)の更新工事を7万2千円〜承っています。
商品自体は、約2万円ほどで販売されていますが、結線を行わねばならず工費は必ずかかるので注意が必要です。
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防火扉レリーズは防火設備を作動するために、欠かせないパーツです。
きちんと更新工事を行わないと有事の時に防火扉が作動せず、建物の管理者が責任に問われてしまうケースも。
先述したように、弊社でも防火扉レリーズの更新工事を承っており、無料で見積もりを行うことも可能です。
もし「防火扉レリーズの更新工事の見積もりが欲しい!」と考えているのであれば、ぜひ一度弊社までご気軽にご相談ください。
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