泡消火設備の設置費用・相場!方式は5種類?水との違いなど!

通常の水による消火設備では消火できない、強い炎を消火する目的で設置されるケースが多い泡消火設備。

特に油による火災は、水での消火が難しく、かえって火災を広げる原因にもなるため、泡消火設備を利用することも多いのです。

工場や大規模な駐車場を管理している、管理会社の方の中には、より消火力の高い泡消火設備に切り替えたいと考えている方も多いはず。

ただ実際に泡消火設備を設置したいと考えてはいても、どのくらいの費用がかかるのか気になってしまう方も多いですよね。

この記事では、泡消火設備の設置費用を中心に、設備の仕組みや、水による消火との違いなどについて具体的に解説します。

読み終えれば、あなたも泡消火設備にかかる費用が理解できるようになるので、ぜひ参考にしてみてください。

泡消火設備とは

スプリンクラーや消火栓など、基本的な消火活動においては、水を利用しての消火が行われるケースがほとんど。

水は日常的に利用されているものであり、貯えておきやすいということもあって、消火設備においては積極的に利用されています。

一方で泡消火設備は、水による消火では防げないような火災が起こった時のために、設置される機会が多く、消火活動を助けてくれます。

泡で消火する仕組み

泡消火剤による消火は、出火した燃焼面に対して大量の泡を放出して、覆いかぶせることによって消火を行います。

放出された泡は、炎に対して覆いかぶさるので、空気の供給を完全に遮断・窒息させることで窒息消火させることを促します。

そこに泡に含まれる水による冷却作用が働くことによって、炎を鎮火させるのが、主な消火原理とされています。

泡消火設備には5種類ある

固定式(放出口固定) 貯蔵タンクなどの設備上部にもうけられ、タンク内の液体表面へ泡を放出するための設備。
泡モニター方式 屋外危険物貯蔵タンクの注入口付近、桟橋口付近などに設けられる。ノズルの射程を利用して遠方から泡を放射して消火する。
固定式(泡ヘッド) 屋内駐車場などに設けられる。火災時にヘッドから泡を放射する。
移動式(消火栓方式) 一般的な消火栓と同様に、移動式のノズルを利用して消火活動を行う。
高泡放出口式 囲われた空間を泡で埋め尽くすことによって、冷却と酸素濃度の低下によって消火する。主にA火災・B火災に利用されるが、LNGなどのガス貯蔵施設の火災抑制に使われることも多い。

建物のタイプによって、設置すべき泡消火設備は大きく異なります。

それぞれどのタイプの泡消火設備が良いのかは、業者に相談してみると良いでしょう。

弊社でも消火設備点検、設備設置などの業務を承っており、実績・経験ともに豊富にございます。

もし泡消火設備の設置を検討されているのであれば、弊社でお見積りさせて頂くことも可能なので、ぜひ一度ご相談ください。

泡消火設備が設置される場所

先述したように、泡消火設備が設置される場所は、通常の水による消火設備では消火できないような火災が起こりうる場所です。

例を挙げると、下記のような場所が考えられます。

  1. 工場(タンクや焼却炉など含む)
  2. 大規模な駐車場
  3. ヘリポート
  4. 危険物取扱所・製造所・貯蔵庫

泡消火設備が通常の一軒家などに設置されることは稀で、基本的に火災が起こった際に甚大な被害を及ぼすことが考えられる場所で設置されることが多いです。

火災が起きた時に甚大な被害がでないように、泡消火設備の設置が求められているのです。

泡消火設備にかかる費用・相場

泡消火設備にかかる費用について調査したところ、平均的な相場を公開している企業は見当たりませんでした。

そもそも「泡消火設備」とひとくちに言えども、どこにどのくらいの規模で設置するのかによって大きく費用は異なります。

例えば、

  1. 大規模な駐車場に泡消火機能のあるスプリンクラーを設置する
  2. 工場に泡消火機能のある消火栓を設置する

上記の2ケースでは、工数も設置する面積も大幅に異なるため、比べ物にならないくらい差が出てしまいますよね。

一概に費用相場を算出することはできず、ましてや大規模な施設に設置する機会が多い設備なので概算も出しにくいというのが原因だと言えるでしょう。

しかし今回調査したところ、事例や費用相場は見受けられませんでしたが「泡消火栓ユニット」の本体価格は、見つけることができました。

泡消火栓ユニット

型名 仕様 税込価格
泡消火栓ユニット 50型 総合盤付 格納箱、YPP-50(プレッシャープロポーショナー)、ノズルYFN-100、ホース40A×20m付、薬剤別 583,000円

泡消火機能が付帯した消火栓を設置するだけで、工賃を含めたら、おそらく100万円は超えてきそうです。

建物に設置するとなったら、数百万円〜数千万円ほどかかるケースも少なくないため、予めきちんと予算を用意しておく必要があります。

泡消火設備を設置する際のひとつの目安として、ぜひ参考にしてみてください。

泡消火設備工事で費用を抑える方法

泡消火設備工事を依頼して、費用を抑える方法としては、補助金を申請するという手法が挙げられます。

消火設備などの工事を行う場合に、消防法などの改正によって突然設備を義務付けられるケースも少なくありません。

例えば、福祉施設(デイサービス・老人ホームなど)では、現在消火設備として必ずスプリンクラーを設置することが消防法で義務付けられています。

ただ既存の福祉施設の中には、予算の都合上、対応できない施設がでてきてしまいますよね。

そのため各自治体は、工事費用の何割かに対して補助金を出しており、大きく負担を軽くすることができるのです。

泡消火設備に関しても、大規模な工事の場合は、補助金制度を活用できることも少なくないので、ぜひまずは自治体に問い合わせてみてください。

まとめ|泡消火設備にかかる費用は安くないので慎重に業者を選ぼう!

結論を言えば、泡消火設備にかかる費用は、少なくとも100万円を超えるケースがほとんどであるため、安くはありません。

悪徳業者に見積もりを依頼すると、法外な値段を提案されることも少なくないので、慎重に業者を選ぶ必要があります。

弊社では消防設備工事に関する、豊富な経験・実績があり、泡消火設備の設置工事も承っています。

もし「泡消火設備工事がいくらになるのか心配・・・」と考えているのであれば、まずは弊社で詳細をお伺いして、見積もりを出すことも可能です。

興味がおありでしたら、まずはぜひトネクションまでご気軽にご相談ください。

おすすめの記事