防水工事おすすめ業者・紹介サービス3選!選び方のポイントもチェック

防水工事のおすすめ業者サービス

建物は防水加工が必須です。新築であれば建築時にまとめて防水加工をしてもらうのが一般的ですが、補修や防水性能強化のために追加で防水工事を実施する際には、どのような業者を選ぶと良いのでしょうか。この記事では、防水工事業者の選び方についてポイントとおすすめ業者紹介サービスを紹介します。

目次

防水加工業者は3パターン

防水加工をしてくれる業者には、3つのパターンがあります。それぞれに分けて、解説します。

大手リフォーム会社

建物のリフォーム全般を請け負ってくれる企業です。

テレビやネットで積極的に広告を出していることも多く、高い知名度と豊富な実績を持っています。

実際の施工はその下請け、孫請けが担当することも少なくないため、料金は割高になりやすい傾向にあります。

大手企業は保証制度が充実しているケースも多く、万が一のトラブルにも対応しやすいと言えます。

外壁塗装専門店

外壁や屋根を塗装することに強みを持っている会社も、防水加工を請け負うことがあります。

こちらは外装に対する防水加工が基本で、ベランダや屋上などの工事がメインとなります。

内装の防水や大型の防水加工は専門外となるため、依頼できないこともあります。

防水工事専門店

防水工事を専門にしている会社もあります。

これらの会社であれば、外装はもちろん、内装の防水も高いレベルで実施してくれます。

こうした会社は大手リフォーム会社の下請けなどとして工事に参加していることが多く、直接依頼するのはやや難しい傾向にあります。

防水工事を専門にしている会社自体が多くないため見つけるのも大変かもしれませんが、クオリティー、依頼できる防水工事の範囲の広さともに、工事を任せたい会社と言えるでしょう。

防水工事は4種類

防水工事は、大きく分けて以下の4種類があります。

  • FRP防水
  • ウレタン防水
  • シート防水
  • アスファルト防水

なお、ここで紹介している耐用年数と施工単価はあくまでも目安です。

工事の種類や業者、素材の市場価格などによって変動するため、詳細は業者と打ち合わせて確認しましょう。

FRP防水

FRPは「繊維強化プラスチック」のことを指しています。

プラスチックの軽さとガラス繊維の弾性を兼ね備えた素材で、プールなどにも使われているツヤツヤな防水素材です。

高い防水性と衝撃吸収性がある一方、伸縮性が低いというデメリットがあります。

そのため、木造建築を広範囲でFRP防水することはできません。

耐用年数は10~12年ほどで、施工単価は1㎡あたり8,000円程度です。

ウレタン防水

ウレタン防水は、液体状のウレタン樹脂を塗って行う防水加工です。

ゴム状で弾性・一体性のある防水膜を作ります。

マンションやビルの屋上、アパートの屋根など、面積が大きい平面に施されることの多い防水加工です。

耐久性・耐摩耗性が高い加工方法ですが、液状の樹脂を塗って加工するため、職人によって仕上がりに差が出やすいというデメリットがあります。

耐用年数は8~10年程度で、施工単価は1㎡あたり7,000円程度です。

シート防水

シート防水では、シート状のゴムや塩化ビニルなど防水素材を張り付けることで防水層を作ります。

防水材のサイズを調整することで、ある程度の広さであってもさまざまな場所に一度に施工できるのが大きなメリットです。

また、作業工程自体もシートを張り付けるというシンプルさから、施工にかかる時間は短めで済みます。

デメリットは、防水する下地が平面でないとうまく防水加工できない点です。

デコボコしているところにはシートをうまく貼り付けられないため、複雑な形状には対応できません。

耐用年数は10~15年程度で、施工単価は1㎡あたり8,000円程度です。

アスファルト防水

合成繊維不織布にアスファルトを染み込ませたシートを使って防水する加工方法です。

防水シートを2層以上に重ねることで防水性能を高めています。

非常に広い場所に使うのに適しており、学校やマンションの屋上などで使われることの多い方法です。

耐用年数が15~25年とほかのものに比べて長めであり、防水性・耐久性が高いという大きなメリットがあります。

一方、素材そのものの重量が重くなるため、建物自体の耐荷重量をチェックする必要があります。

素材が高くなりやすく、施工単価が1㎡あたり15,000円程度する場合もあります。

防水加工業者を選ぶ際のポイント

実際に防水加工業者を選ぶときには、以下の点に留意しましょう。

アフターフォロー

実際の施工技術の質というのはもちろん大事ですが、アフターフォローサービスがどの程度充実しているのかという点も非常に重要です。

建物は一度建てれば50年程度は耐用年数がありますが、防水加工は10~20年おきに更新していく必要があります。

定期メンテナンスなど、施工後にどのようなサービスを受けられるか、事前によく打ち合わせておき、より充実したサービスが受けられる企業を選びましょう。

業者の実績・口コミ

どれほど魅力的な金額・サービスを用意している企業であっても、施工の質が低い企業には任せられません。

そこで参考にしたいのが、施工実績と口コミです。

実際にどのような建物の防水加工実績があるかを確認すれば、その業者がこれまでにどのような対応・工事を行ってきたかの一部を見ることができます。

口コミにはサクラのようなレビューも含まれないとは言い切れませんが、その業者の良い評価、悪い評価の両面を確認し、把握しておきましょう。

相見積もり

1社とだけ話を進めていると、高めの金額で交渉されていても気付けない場合があります。

もちろん金額がすべてではありませんが、できれば工事費用は安く抑えたいものです。

ですから、複数社に同様の相談を行い、金額の妥当性を確認しましょう。

ただし、ここまででもお伝えしている通り、「安いほど良い」というものではありません。

高品質な工事を適切な価格で行ってくれる業者を探すことが重要です。

防水工事の依頼おすすめ業者・業者紹介サービス3選!

自分で防水加工の工事業者を探すのは、なかなか難しいものがあります。

そこで、以下の業者・業者紹介サービスの利用をおすすめします。

事前にある程度おすすめの業者を絞り込んでくれるため、業者選定の手間を大幅に削減できます。

防水工事屋さんPRO

防水工事屋さんPRO

『防水工事屋さんPRO』は、東北・関東甲信越・東海・関西の防水加工に対応してくれる神奈川県横浜市の業者です。

防水・塗装業で必要な資格保有者が多数在籍しており、施工の能力が高く、実績も豊富で安心です。

また、長期的に建物を使っていくことを前提とした下地処理にもこだわりがあり、「10年後に差が出る防水工事」で将来的なコストカットも見込めます。

防水セレクトナビ

防水セレクトナビ

『防水セレクトナビ』は、防水加工に特化した一括見積サービスです。

屋上防水・外壁防水・大規模修繕などに対応してくれる業者を選定してくれます。

見積もりを複数社から取れるので、自分で相見積もりを取得する手間が省けるのが非常に便利です。

建築×消防ラボ

建築×消防ラボ

建築×消防ラボ』は、全国の建物の工事・点検を任せられる業者を選定してくれるサービスです。

建物種類は集合住宅、ビル・事務所、工場等、幅広く対応しており、工事や法令点検の内容も幅広く1点から複数点まで選べます。

工事業者の選定で迷ったら、ぜひ活用したいサービスです。

防水加工はできるだけ専門業者にお願いしよう

防水加工を専門としている業者は、知識・経験が豊富で、かつ比較的安価に工事に対応してくれます。

建物・加工場所にあった防水工事を適切に行ってもらうためにも、こうした専門業者に依頼するのが良いでしょう。

自分で業者を比較するのが難しい場合は、上でご紹介したような業者紹介サービスを利用してみてください。

  • URLをコピーしました!

\ 30秒で入力完了!見積調査工数をゼロに /

無料 防水工事の見積もり

この記事の担当スタッフ

建築・消防ラボのお問い合わせ受付/見積もり作成などを担当。消防工事・消防点検・建物工事・建物点検に関する幅広い見積もり依頼を受け付けております。業歴60年のなかで様々な点検/施工実績がございます。社内にいる各種スペシャリストと連携してサービスを運営しております。

目次