ベランダの防水工事|施工の目安や費用相場・業者の選ぶポイントまとめ

家に住み続けるうえで欠かせないのが防水工事です。ベランダの防水工事を怠ると、建材のひび割れから階下に雨漏りが発生したり、建材が割れてベランダが崩れるリスクが生じたりします。
この記事では、ベランダの防水加工はいつどのようにやるのが良いかを解説するとともに、費用、業者の選定基準などについても紹介します。
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無料 防水工事の見積もりベランダの防水加工をする目安は?
ベランダの防水加工は、以下のタイミングで行うことをおすすめします。
新築時
まず、建物を建てたときには、屋上などはもちろんベランダにも必ず防水加工を施す必要があります。
ほとんどの場合は建築を担当した会社が自社、もしくは外部発注でベランダの防水工事もやってくれます。
確認せずとも工事内容の中に含まれているとは思いますが、極端に安い発注や担当者の雰囲気から不安を感じた場合には、施工内容の確認として質問してみるのも良いかもしれません。
10~12年おきに1回
ベランダの防水加工では、主にFRP防水、もしくはウレタン防水のどちらかが採用されます。
日光の当たり方、気温変化の度合いなどによって耐用年数は変わってきますが、これらの工法では一般に10年から12年程度で施工し直しとなるケースが多いようです。
トラブルが起きていなくても、この程度の周期で見直したり、施工し直したりすることをおすすめします。
また、10年に満たない場合でも、ひび割れがあったり、塗装がはがれていたりしている場合は要注意です。
雨漏りが発生している場合は、すでに防水加工の効果自体がかなり弱くなっていることが考えられます。
ベランダは自分で防水加工できる?
ベランダの防水加工は、自分でも対応可能です。
工期を気にする必要がない、知らない業者を家に上げなくて済む、1度でしっかり施工できれば安価に済ませられるといったメリットがあります。
しかし、DIYでやるにはかなりハードルが高く、知識や経験、必要な道具がない状態からひとりで、すべて手作業で行うというのは難しいと言えます。
実際にやってみるとうまく防水加工ができないケースが少なからずあり、こうなると施工し直しが必須となります。
防水加工は建物の耐久性を高める重要な工事です。
DIYに失敗した場合、自分でもう一度やり直すという選択肢も取り得ますが、基本的には外部委託で再工事を依頼する必要があるでしょう。
そうなると、余計に費用と手間がかかってしまうリスクもあります。
加えて、エアコンの室外機を外すなど、自分ではなかなか対応しづらいような工程もあるため、最初から専門家に任せてしまうことをおすすめします。
ベランダの防水加工を業者に依頼する際の費用の相場
業者や施工方法、ベランダの大きさによって金額にはそれなりにばらつきがありますが、FRP防水という方法であれば、14万円程度でやってもらえるケースが多いようです。
単純に表面の塗装だけで終わる場合は、もっと安価に済ませられる場合もあります。

ベランダの防水加工業者を選ぶポイント
具体的に、ベランダの防水加工を依頼したい業者には、どのような特徴があるのでしょうか。
技術力
何を差し置いても、まずは高い技術力があることが最優先です。
しかし、こうした施工の経験や業者へのコネクションがないと、なかなか施工業者の良し悪しは判断しづらいでしょう。
そういう時に判断材料としたいのが、資格・実績です。
防水工事には、「防水施工技能士」という国家資格があります。
これは実技試験が伴うほか、1級取得のためには7年以上の実務経験が必要となります。
そのため、1級防水施工技能士の資格を持っている方が工事を担当してくれるのであれば、かなり信頼できると言って良いでしょう。
アフターサービス
上でもお伝えした通り、ベランダの防水加工は10年に1回程度のペースで継続して行っていくことになります。
長く同じ建物に住むのであれば、同じ防水加工の業者を選び続けられるようなアフターサービスがあるのが嬉しいです。
例えば、数年に一度、防水加工の状態が問題ないか確認してくれるサービスがあれば、思いがけない劣化に早く気付ける可能性もあります。
費用
もちろん、コスト面も重要です。
極端に安いだけの業者を選定するのはあまりおすすめできませんが、施工料が高ければそれだけ質の高い施工になるかというと、必ずしもそうとは言えません。
工事やアフターサービスの質をチェックしたうえで、料金が見合っている業者を選定するのが重要です。
ベランダの防水加工は安心できる業者に任せよう
ベランダの防水加工は、DIYで対応することも出来なくはありませんが、かなり大変なうえに、上手くできないと二度手間、三度手間になる可能性もあります。
最初から、安心して任せられる業者に依頼してしまうのが理想です。
業者を選ぶ基準は、技術レベル、アフターサービス、施工料金の3点が中心となります。
高品質な施工を、料金を抑えて実施してくれる業者を探しましょう。
ただ、こうした業者を自分で複数探して相見積もりを取るのは、かなり大変です。
さらに、当初見積もりから工賃が大幅にアップしてトラブルになる、といったケースもないとは言えません。
こうした問題を避けるためにおすすめしたいのが、防水工事の業者を選定してくれるサービスです。
これらのサービスも活用して、ベランダの防水加工を円滑に実施してみてください。

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