屋外給排水工事とは?内容や費用相場・工事のタイミングについて詳しく解説
本記事では、屋外給排水工事の概要について解説します。名前からして屋外の水道に関連する工事だとは分かるものの、具体的に何をするのかイメージできない方がほとんどでしょう。
屋外給排水工事にかかる費用の相場や、工事を行うべきタイミングについても解説するので、屋外給排水工事を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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屋外給排水工事とは、建物内の水が通る配管を、建物内部から水道メーター、公共ます(排水がたまるところ)までつなげる工事のことです。
屋外地中部分まで水道管をつなげる工事がメインのため、屋外という名称が付けられています。
基本的に新築を建てる際に行なわれることが多いですが、屋外の水道管に異常が発生している場合や、リフォーム・建て替えの際に施工するケースもあります。
また、似た名前の工事で「屋内給排水工事」というものがありますが、こちらは建物内部の水道管工事をメインに行うもので、屋外給排水工事とは明確に別のものとして扱われます。
屋外給排水工事にかかる費用相場
屋外給排水工事の費用相場は、家を建築する際にかかる費用の10%程度というのが一般的です。
3,000万円の家を建てたとしたら、300万円が屋外給排水工事の費用目安となります。
なお、この費用相場は「水道引込工事」も含めた場合です。
水道引込工事とは、道路の下を通っている配管を建物がたっている土地の配管までつなげる作業のことです。
建て替えや修繕の際は、配管がすでにつながっている状態のため、水道引込工事が不要になるケースもあります。
水道引込工事の費用相場は30~50万円ほどですので、建て替えや修繕で屋外給排水工事を行う際は、相場より費用が抑えられる場合が多いです。
引込工事を必要としないなど、条件がよければ屋外給排水工事は30~50万円ほどの費用で収まることもあります。
屋外給排水工事を行うべきタイミング
屋外給排水工事を行うのは、新しく家を建てるときだけではありません。
建物内の設備は老朽化するため、いつかは更新工事をする必要があります。
建物の給排水設備に不具合が起きると、生活に必要な水が流れなくなったり、汚れた水が家中の水道から流れてくるようなトラブルが発生する恐れも。
ここでは、屋外給排水工事を行うべき主なタイミングについていくつかご紹介します。
法定検査で異常が見つかったとき
建物に設置されている給排水設備は、定期的に点検を行うよう法律で義務付けられています。
給排水設備に関わる定期的な法定検査は、建築基準法第12条が定める「建築設備定期検査」というものと、「ビル管理衛生法」が定めるものの2種類です。
いずれかの検査で検査結果が基準値に達さず、改善に大規模な工事が必要だと判断されると、給排水工事を行う場合があります。
耐用年数に達したとき
建物内に張り巡らされている水道管には、耐用年数があります。
耐用年数を超えた状態で水道を使い続けると、さびつきや腐食が起こり、赤茶色の汚れた水が流れたり、漏水するなどの異常が発生するようになります。
水道管の耐用年数は、使われている管の材質にもよりますが、20~30年ほどです。
耐用年数を超えた水道管を交換するタイミングで、給排水工事が行なわれます。
大規模修繕工事を行うとき
マンションであれば大規模修繕工事を行うときが、同時に給排水工事を行うべきタイミングと言えます。
既存の給排水管をそのまま使うケースもありますが、一度取り替えれば20〜30年は工事が不要になるため、長期的に考えるとコスト削減になります。
大規模修繕を検討する際は、給排水工事の施工も視野に入れておきましょう。
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建物内の水回り設備は、経年劣化により必ずいつか不具合が生じてきます。
住んでいる人々の健康と安全を守るためにも、定期的なメンテナンス・工事を行うことが大切です。
「建ててから結構年数が経つけど、ウチは大丈夫だろうか…」「検査して欲しいけど、いくらぐらいかかるのだろう…」
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