屋内給排水工事とは?内容や費用相場・工事のタイミングについて詳しく解説
今回は、屋内給排水工事に関することについて解説します。築年数が長くなり、さまざまな修繕工事を検討しているなか、屋内給排水工事の特徴や工事にかかる費用について知っておきたいというオーナーさんも多いでしょう。屋内給排水工事の費用相場や、いつ工事を行うべきなのかなどの疑問にもお答えしていますので、きっとお役に立てる情報が得られるはずです。ぜひ参考にしてください。
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無料 屋内給排水工事の見積り屋内給排水工事とはどんなもの?
私たちが普段使用している水道の水は、上水道から「給水管」を通って流れています。
使い終わった水は、そのまま「排水管」を通って下水道へ排出されます。
このような水の通り道を作る「給排水管」を、建物内部のキッチンや浴槽、トイレなどの水回り設備につなげる工事が屋内給排水工事です。
屋内と名付けられていますが、給排水管は壁のなかや床下に埋め込まれている場合がほとんどで、普段は目にすることがないような部分を工事します。
屋内給排水工事にかかる費用相場
屋内給排水工事にかかる費用の相場は、10〜30万円ほどです。
屋内の水道設備に配管をする工事なので、トイレや浴槽の数が多くなるほど、費用も高くなります。
なお、新築などで水道の引き込み工事が必要になる場合は、プラス30~50万円ほどの費用がかかります。
建物の状況や依頼する業者によって費用も大きく異なるため、一度業者に状況を確認してもらってから見積もりをもらう方が確実です。
費用をより抑えたい場合は、複数の業者から見積もりをもらって比較してみると良いでしょう。
屋内給排水工事はいつ行うべき?
屋内給排水工事は新築のときだけでなく、既存の建物でも行うべきタイミングが存在します。
ここでは、屋内給排水工事はいつどんなときに行うべきなのか、そのタイミングについて解説します。
定期的な検査で改善が必要と判断したとき
住民が安心して暮らせるようにするためにも、建物内に設置されている設備は定期的な検査・メンテナンスを行うことが大切です。
水道管などを含む給排水設備は、法律によって定期的な点検を行うことを義務付けられており、検査基準に満たなかった場合は、修繕工事などの改善策を講じる必要があります。
建物の給排水設備に関わる主な法定検査は、下記の2種類です。
- 建築設備定期検査
建築基準法第12条が定める法定検査で、1年以内に1回おこなう。
- ビル管理法による水質検査
特定建築物が対象となる検査で、6ヶ月以内に1回おこなう。
これらの検査で給排水設備に異常が見つかり改善に工事が必要だと判断した際に、屋内給排水工事をおこないます。
給排水管の設置から20年以上経っているとき
どんなものにも寿命はあるもので、建物内に張り巡らされている給排水管も耐用年数が存在します。
種類にもよりますが、一般的に給排水管の耐用年数は20~30年ほどです。
耐用年数を超えた状態で水道を使用すると、下記のような異常が発生するようになります。
- サビの混じった赤い水や黄色い水が出てくる
- 水量が減少する(異物つまり)
- 給水管がヒビ割れて水漏れが起こる
いずれも生活に支障をきたすほどの症状なので、早急に工事を行うべきでしょう。
大規模修繕工事を行うとき
マンションの場合は、大規模修繕をおこなうタイミングで屋内給排水工事をするのが一般的です。
上述のとおり、給排水管の耐用年数は20〜30年ほどです。
大規模修繕は12年周期で行うことも多いため、2回目以降の大規模修繕で屋内給排水工事の施工を視野に入れておきましょう。
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建物を利用する住民が、安全・快適に過ごせるようにするためにも、建物内の設備は定期的な点検・工事を行ない続けることが大切です。
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